＜このプログラムに参加して学んだこと＞

アジアビジネスリーダー育成プログラムでは、ASEAN各国の先生方から、様々なことを学び、日本では得難い経験をさせて頂きました。
特に、インターンシップでは、アジアでも最大規模の商業施設を所有・運営するオーナー企業に派遣いただき、日系企業とは異なる仕事の進め方や、ムスリム・中華系の生活習慣、文化の違い等について知見を得ることができました。

＜今の仕事にどう役に立っているか＞

現在は、弊社の生活サービス事業（非鉄道事業）の海外展開を推進するグループに所属し、アジアを中心とする各国との折衝や事業検討を担当しております。
仕事の進め方や交渉の場面において、日本人の当たり前を押し付けるのではなく、先方の文化、習慣や宗教の違い等の背景を理解したうえで接することができるのは、マレーシアでの経験が生きていると思います。

＜これからの研究員へメッセージ＞

本プログラムを通じて得られた、マレーシアでの人脈、ABL同期との関係は非常に貴重なものになっています。今後も、アジアの鉄道を利用されるお客さまの生活がより豊かなものになるように、私の担当する分野で貢献できることを考えていきたいと思っております。これから参加される研究員の皆さまにとっても、貴重な1年間となることを祈念しております。また、最後に、このような機会を提供してくださった、京都大学、マレーシアIIUM、インターン先の皆様に感謝申し上げます。